ポルトガル経済は、欧州連合、欧州共同市場、そして単一通貨システムへの参加により、経済開放の度合いをいっそう強めました。安定と発展に特徴づけられるそれら欧州のシステムに加わっているという事実は、ポルトガル企業の国際化や外国投資に親和的な環境の創出など、グローバル化の試練を乗り越え、その流れを活用していくための活動にとって重要な要素となっています。
不安定な国際経済情勢にもかかわらず、近年のポルトガル経済は、日本経済と同様、逆境の時期を乗り越え、さらなる発展の兆候を見せています。本年度GDP成長率約2%(見通し)、公共支出削減プログラムの実施、通貨・金利の安定性、企業活動に好意的な法的基盤、効率的な社会政策の履行、そしてそのほかの将来に向けた試みによって、ポルトガルは現在も経済的に投資を行なうに値する信頼における国の一つであり続けています。
欧州諸国の中で最も公共サービスへのアクセスが容易で、最もブロード・バンド・インターネットが普及しているなどの事実から、今日、ポルトガルは、そうした利点を活かし、知識産業部門の発展という一つの挑戦に取り組んでいます。マサチューセッツ工科大学とポルトガルの大学との共同博士課程セミナー「リスボン・スローン」を含む教育・研究提携プログラム「マサチューセッツ・ポルトガル」などは、今日、そして未来のポルトガルの姿を示している象徴的な一例と言えるでしょう。
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